(キービジュアルからして美男美女のオーラがものすごく強力なドラマやなぁ)と思い、演者の顔目当てで見たものの、予想よりも遥かにストーリーがめちゃ面白くて惹き付けられたドラマ、それが「花间令」。最終回を見届けたので、早速ネタバレ盛り盛りの感想書いてみた!!
花间令(全32話)
男主…刘学义
女主…鞠婧祎
- 主CPが美男美女で聡明で性格も良い
- ラブ&推理劇
- テンポの良い展開で飽きさせない
- 女主の顔が別人と入れ替わる、という設定なので女主の本来の顔は郑合惠子
- 入れ替わり前の女主(郑合惠子バージョン)、聡明で、明るさの中に少し憂いを含んだ感じもあり、すごく印象深かった
- 入れ替わり後の女主(鞠婧祎バージョン)は、お転婆で勝ち気ないつもの鞠婧祎。可愛いけども。入れ替わり前の悪女版鞠婧祎が良かったので、今後悪女キャラをもっと演じて欲しい
- めちゃくちゃ人が死ぬ
- びっくりするくらい人が死ぬ
- 「こんなに?」というくらい人が死ぬ
- とある男性キャラのダイイングメッセージ「ヤン…ヤン…」は俳優の「杨洋」のことではない←当たり前w
- 終盤の数話は胃がキリキリ痛む展開なので覚悟が必要
- 男主2(卓澜江)もイケメンで性格が良い
- 卓澜江は友達を大切にする子
- 卓澜江は親思いの子
- 卓澜江は紳士的で思いやりのある心優しい子
- 卓澜江は幸せになるべき子
- 卓澜江……ッッ!!!!!!
- かなりビターで謎が残るハッピーエンド
絵になる容姿端麗な主人公ふたり
【主CPの心情の変化の描きかたが丁寧】
男主が女主の髪に簪をさしてあげる。
ただそれだけの場面が、こんなにドキドキハラハラするとは…。当初、男主は女主のことを殺人者だと疑い、同じく女主も男主のことを殺人者だと疑っていたので、簪の場面は(男主に簪で頭部を刺されて殺されるかも…!)という緊張感溢れる場面になっていた。
そんな疑心暗鬼の主CPだったが、事件の捜査でお互いの言動を見聞きすることで疑いが晴れていき、好感を抱いていく。そこまでの心情の描きかたが丁寧で、見ていて違和感がない。いつしか(男主よ、女主の正体に気付いてあげて!はよ!)と請い願うようになったw
【男主の恋心ゆえの挙動不審が楽しい】
静止画でも勿論イケメンだが動画で見ると更にイケメンだから実際本人を生で見たらどんだけイケメンなのかと想像すると…ヤバいよヤバいよ(語彙力ください)
男主は通常、クールで厳しい顔つきを崩さないけど、一旦女主への恋心を自覚した途端、好き避けしたりワタワタしたり、かなり挙動不審になるwいつものクールキャラが崩壊wそれがとてもキュート。見ていてとても楽しい。
【男主2・卓澜江の存在感】
男主に負けず劣らずの存在感を放っていたのが、男主2である卓澜江。
めちゃ長身でめちゃイケメンでめちゃ性格良し
殺陣もエクセレント
颯爽と歩く姿を連写したい
なんなんこの子…めちゃ良い子やん…!!
友情に篤く心優しく正義感が強く、軸がブレない男気のある子。だからこそ、明らかになっていく真実に衝撃を受け、葛藤し一人で抱え込み、深い暗闇の中へと孤独に突き進んでいく…。そんなキャラクター、好きにならずにいられないやん…。(もはや気分は白小笙)
卓澜江×白小笙、白小笙の片想いで恋の矢印はまだまだ一方的なのかと思いきや。
26話でまさかの急展開。お酒の力って凄いね←
その後、ふたりの甘々デートがあるものの、何らかの悲しい結末を示唆するフラグにしか思えないのが辛すぎる…。
そして終盤、卓澜江の孤独な戦いが描かれる。なんなら男主の影が薄くなっちゃうくらい。黒幕が腐れ外道の極みゆえに、卓澜江が危ない目に遭うんじゃないかと安否が気になって気になって。そんな危ない橋を渡らず、主CPと一緒に合同捜査すればええんやで…。いやほんまに無理せんといて!!と何度思ったことか…。頑なにひとりで敵方に潜入するその姿は涙なしでは見られなかった…。すっかり卓澜江に肩入れしちゃった…。卓澜江…卓澜江……ウワァァァ!!!!
【最終回について思うこと】
①ほんまの黒幕は誰??教えてください。
黒幕が成敗される最終回。
ラストシーン、真の黒幕と思われる人物が登場するものの、その正体が明かされることなくドラマが終わってしまう。え…誰やねんー!?気になる木!!
今までに登場してきた誰かということかな??二季があるという匂わせ??謎がひとつ残ったままやん…誰か正しい答えをください…。モヤモヤするーー!!スッキリしないぜ!!
②阿泽×凌儿のほんわか会話をください
何気に、サブカップルの阿泽×凌儿がお気に入りだったけど、最終回の2人は、引っ越し荷物を運ぶ姿がチラッとうつるだけ。少しでいいので、幸せラブカップルの会話場面を見たかった…!
③ビター・ハッピーエンドについて
主CPは黒幕の仕掛ける罠をなんとか躱して生き延びたけど、どうにも苦みが残る結末。メインキャラクターが全員ハッピーハッピーオッパッピーではなかったので、完全無欠なハッピーエンドを求めているひとはショックを受けるかもしれない。個人的には卓澜江の件は辛すぎた…ナゼダ…ナゼソウナッタ…
とにもかくにも続きが気になる展開の連続で面白かったドラマ